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バレンタインのお話
シャラララ♪素敵にキーッス♪

てことで、今日はバレンタインですね。
心の中で、キャラとミュキャスにチョコレートを渡したリヨルです。

バレンタインなので、一つお話を書いてみました。
お相手は柳生くんです。よろしければ続きへどうぞ♪

中学生活最後のバレンタイン。
あなたにあげると決めたけど・・・


あなたへのチョコレート


今日はバレンタインデー。
朝から皆ざわざわと落ち着かない。
私もそんな1人。すごく落ち着かない。

昨日の夜、がんばって作ったトリュフ。
あなたに私の想いを伝えたくて、一生懸命作った。

私の想い人は、柳生比呂士くん。
テニス部レギュラーで風紀委員で・・・隣の席の人。
私は彼に泣きたいほどの片想いをしている。
もうすぐ卒業だから、その前にこの想いを伝えたくて
私はこのバレンタインに賭けていた。

いつ渡すべきか。隣の席だからいつでも渡せるといえば
渡せるのだが、何といっても告白もしなくてはならない。
となるとやはり放課後か・・・。でも部活にすぐ行くだろうし・・・

悶々と考えてしまう。
あっという間に午前中が終わり、お昼休みになった。
私は友達とお弁当を食べていた。
柳生くんは真田くんとお弁当を食べている。
そこへ丸井くんがやってきた。

「よぉ、お二人さん」
「何だ、丸井か」
丸井くんは手にチョコレートと思われる包みを抱えている。
「よいしょっと」
「それはもしかして全部チョコレートなのですか?」
柳生くんが聞く。
「そうだぜぃ。ホントバレンタインっていい日だよな。
チョコレートをもらえるイベントなんて最高」
「フン、そんなことで浮かれおって」

別に盗み聞きしているわけではないけれど、
近くにいるので彼らの話が聞こえてしまう。

「で、二人はチョコどんくらいもらった?」
丸井くんが聞いた。
「そんなものをもらうなんてたるんどる!」
真田くんが一喝した。
「な、何でたるんでんだよ!別にいいじゃねぇか。柳生は?」

私はドキドキしながら聞いていた。

「私は・・・」
「ん?いっぱいもらったのか?」
「いえ・・・」
「じゃぁ、0個?」
「はい。くださると言う方には申し訳ないのですが、
気持ちだけいただいてお断りしています」

私の胸がドキンと音を立てた。

「何でだよ。せっかくくれるっつーんだからもらっとけばいいじゃんか」
「いえ、そのような軽い気持ちでいただくわけにはいきません」
「てことは、本命からだけしかもらわねーってこと?」
「ええ、まぁそういうことになりますね」
「うむ。それならばよかろう」
「何で真田が許可出してんだよ・・・」

私は固まってしまった。
柳生くんは本命からしかもらわない。
これじゃ私が渡してももらってもらえない確率が高い。
せっかく作ったのに・・・どうしよう・・・

そうしているうちにお昼休みは終わった。
あっという間に午後の授業も終わり、放課後に。
柳生くんは部活に行ってしまった。
私は何となく帰る気分にもなれず、教室に残った。

・・・結局渡せなかった。
もうこのままこの恋心は封印しちゃった方がいいのかな。
私はカバンの中からチョコレートを出してため息をついた。

そのうちにものすごく眠くなってきてしまった。
昨日遅くまでかかってチョコ作ったからなぁ・・・
少し寝てから帰ろう。
私は机に突っ伏した。


「・・・・・さん、大丈夫ですか?」
誰かの声に私は目を開けた。
「もう夕方ですよ。さ、起きてください」

あれ?この声・・・
柳生くんだ!

私は勢いよく体を起こした。

ガタン。

机の上からチョコの包みが落ちた。
あっ・・・私、置きっぱなしで寝ちゃったんだ!

慌てて取ろうとすると、長い指先が包みを捕らえた。
「はい」
柳生くんは包みを私に渡す。
「あ、ありがとう」

「あの・・・それはもしかしてバレンタインの贈り物ですか?」
柳生くんがためらいがちに聞いてきた。
「う、うん」

「もう夕方ですが、これから渡すのですか?」
「・・・ううん、渡しそびれちゃった感じなの」
「では、渡さないのですか」

渡すなら今だ。
しかし、勇気が出ない。

「えーと・・・」

「渡した方がいいですよ」
柳生くんが言う。
「えっ?」

「貴女からチョコをもらえる方がうらやましいです」

柳生くんの言葉に私は動揺した。
そしてこんな行動に出てしまった。

「じゃぁ、柳生くんにあげる。受け取ってください」

柳生くんは一瞬驚いて、その後淋しそうにため息をついた。
それを見て私は、お昼休みのことを思い出した。

「柳生くんは本命からしか受け取らないんだよね」
私は言った。
「どうしてそのことを?」
柳生くんが軽く驚く。
「あ、ごめん。お昼休みに話してたのが聞こえちゃったの。」
「そうでしたか」

「ホントごめん。私のチョコなんていらないよね・・・」
泣きそうな気持ちで私はチョコをしまおうとした。

「待ってください」
柳生くんがそれを制す。

「貴女からのチョコが欲しくないわけではありません。
貴女が他の方に渡そうとしてたチョコは、受け取れないということです」

「えっ?えっ?」
私は混乱した。

「つ、つまり・・・貴女からの本命チョコが欲しいということです」
柳生くんは照れながらそう言った。

「えーっ!?」
私は驚いた。本当に驚いた。
私からの本命って・・・ということは・・?

「すみません!突然こんなことを言ってしまって。
今の言葉は忘れてください!」

「待って、柳生くん」
私は慌てて言った。
「これ、受け取ってください!」

私はチョコの包みを差し出した。
「いえ、しかし・・・」
躊躇する柳生くん。
「その・・・これ柳生くんに渡したくて作ったの。
渡したかった相手って柳生くんのことだったの。受け取ってください」

柳生くんの顔が驚き、そして笑顔になる。

「本当ですか?これは、その・・・本命だと思ってもいいのですか?」
「う、うん・・・そうだよ。私、ずっと柳生くんのことを・・・」

「待ってください」
私の告白は柳生くんの言葉で遮られた。
「それは私の方から言わせてください」

「貴女のことが好きです。お付き合いしていただけませんか」

嘘みたい。あの柳生くんが私のことを・・・
自然と涙が溢れてきた。

「私も柳生くんのことが好き。お付き合いしてください」

「ああ、よかった。ずっとこの想いを伝えたかったのです。
さぁ、泣かないでください」

柳生くんは私の頬に流れる涙をハンカチで拭った。

「その・・・抱きしめてもよろしいでしょうか」
ためらいがちに聞く柳生くんに私はこくんと頷いた。

広い柳生くんの胸。
大好き。大好き。
私はギュッとしがみついた。

「もう離しませんよ。大好きです」
耳元で囁かれる言葉。夢みたい。

「私も大好き」

中学最後のバレンタインで、
大好きな人に想いが通じました。
これからも二人でバレンタインを祝おうね。

ハッピーバレンタイン。
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テーマ:テニスの王子様 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/02/14 11:12 】
お話 | コメント(5) | トラックバック(0)
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コメント
こんばんは!ぴよきちです☆
きゃーvvv
素敵なやぎゅ夢、ごちそうさまでしたvvv
頭の中でやぎゅ劇場が開演されていました(笑)
【2008/02/19 21:39】
| URL | ぴよきち #aT0dxLuY[ 編集] |
こんにちわー、リーちゃん!
コメ返し遅くなってごめんね><

わわわー!
すっごい素敵なやぎゅーさんだこと!(誰
リーちゃんの小説、ホント好きだぁw
やぎゅーなら言いそうだもん!
「その・・・抱きしめてもよろしいでしょうか」って。
素敵なやぎゅー夢ご馳走様でした!

加藤くんって19歳なんだ!
瀬戸くんと一緒だーv
すごい大人っぽいねっ!
絶対お風呂シーンあるもんね。
この前もあったし、航平くんのお風呂シーンもv
ファンサービスがきちっとしてるなぁ☆笑

奏もドリライは頑張って取るよーっ!
会場でリーちゃんと会いたいしv(笑
比嘉も見たいしなぁ☆

バレンタイン、友達にあげたよーっ!
あ、奏も頭の中で
氷帝のみんなに配った!←

ではでは☆
【2008/02/26 17:01】
| URL | 奏 #-[ 編集] |
こんにちわリーちゃんv遅くなってごめんね(>_<)柳生さん素敵v

公立入試まではあと1週間くらいなんだ(´・ω・`;)倍率は結構高くはなかったんだけど…凄く心配;レンは私立合格してる分まだいいんだけどね。私立2校受けてどっちも落ちたって子もいるから…。

そういえば代官山どうだった??

それじゃあまた来ます♪♪
【2008/03/01 10:51】
| URL | 神崎 #-[ 編集] |
黒チョタもいいけど
白チョタいいよねぇv
優しくって純粋で一途で!
奏も白チョタ好きだぁ~。黒も好きだけど←

あ、そうだね!
リーちゃんのやぎゅさんは
久々だったね~。やっぱり素敵だったよv

うんうん!
瀬戸くんより大人に見える。
瀬戸くんは瀬戸くんで可愛いから
好きなんだけどさっ!
お風呂シーン、毎週楽しみv←

チケット取りたいなぁ・・・
争奪戦が怖いけど頑張らないと!
お互い頑張ろうねーっ!
そんでもって会場ですれ違う!笑

ではっv
【2008/03/10 19:34】
| URL | 奏 #-[ 編集] |
やっとやっと入試終わったよお!!!
色々心配かけてごめんね(´・ω・`;)
とりあえずまた普通の生活に戻れるのでまたいっぱい遊びに来るねv

代官山だめだったんだあ(´・ω・`;)
まあ凄く人気だろうからねvあんまり気を落とさないでi-201
ドリライ決まったの?!知らなかった…
うぅー、行きたい!!実はレン普通の公演よりドリライの方が好きだったり…
ドリライも地方公演あるといいのになあ(´・ω・`;)

それじゃあまたねっvv
【2008/03/14 14:28】
| URL | 神崎恋雫 #-[ 編集] |
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