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今さらホワイトデーのお話とか
今さらだけど、ホワイトデーのお話をアップします(こっそり)
書いたからね、一応アップ。
お相手は柳生。バレンタインの話の続編になります。
よろしければ、続きへどうぞ。

私はあなたのことが大好き。
あなたは私のこと好きでいてくれてますか?


ホワイトデー


私と柳生くんがつきあい始めたバレンタインから一ヶ月が経った。
今日はホワイトデー。柳生くんからのお返し・・・期待してないと言ったら嘘になる。
ちょっとドキドキしながら一日を過ごすことになりそうだ。

隣の席の柳生くんは、普段と変わらないように見える。
特に何かをくれそうな気配もない。
もしかして、忘れちゃってるのかなぁ・・・

それにしても、この一ヶ月で私は、柳生くんのことを更に好きになった。
もうこれ以上好きになることなんてないって思っていたのに。
柳生くんは彼女である私を、とても大切にしてくれた。
すごく幸せ・・・のはず。

はず。
何でこんな言い方をするのかというと、時々不安になるのだ。
人気がある柳生くんは本当に私のことを好きでいてくれてるのだろうか?
付き合い始めたことは今でも奇跡みたいなものだと思っている。
だから、本当に私を好きでいてくれるのか、とても不安なのだ。

何もないまま放課後が来た。
「今日は部活がお休みなので、一緒に帰りましょう」
柳生くんからの誘い。私は二つ返事でOKした。

「だいぶ暖かくなってきましたね」
「うん、そうだね」

私たちは他愛のない会話をしながら帰路に着いた。
柳生くんからはホワイトデーの話が出ない。
本当に何もないまま終わっちゃうのかなぁ・・・

「あの!」
急に柳生くんが立ち止まった。
「ん?どうしたの?」
私も立ち止まって柳生くんの方を見た。

「これを受け取ってもらえませんか?」

そう言って柳生くんが差し出した包み。
ピンクのリボンがかかっている。

「これを私に?」
「はい。よかったら受け取ってください」

私は包みを受け取った。

「今日は・・・ホワイトデーですので、貴女にお返しをと思って」
柳生くんが言う。覚えていてくれたんだ。
私はすごく嬉しい気分になった。
「ありがとう。すっごく嬉しい」

柳生くんは私の言葉を聞いてニコッと微笑んだ。
私は幸せな気分で家に帰った。


家に帰って包みを開けてみた。
中にはキレイな包装紙に包まれたキャンディーと
チケットが入っていた。

「チケット?」
手に取って見てみると、この前できた植物園の入場券だった。
一緒に行こうってことかなぁ?
私はキャンディーの包みを動かしながらチケットを見つめた。
すると、包みの下から、紙が出てきた。

「ん?何だろう?」
私は紙を開いた。
それは柳生くんからの手紙だった。


先月は美味しいチョコレートをありがとうございました。
本当に本当に嬉しかったです。
そのお返しといってはなんですが、ちょっとしたものをご用意しましたので
召し上がっていただければ嬉しいです。

同封したチケットは、先日新しくできた植物園の入場券です。
いただいたものなのですが、あなたと行けたらと思って・・・

いつも部活に忙しいので、あなたには淋しい思いをさせてしまっていますね。
本当に申し訳なく思っています。
考えたらまだ一度も休みの日に出かけたこともありませんでしたよね。
来週の日曜日は部活が休みなので、一緒に出かけませんか?
あなたのご都合がよろしければ・・・の話ですが。

この一ヶ月で、私のあなたに対する気持ちは大きくなるばかりでした。
もうこれ以上好きになるはずがないと思っていたのに、日ごとに想いは増すばかりです。
あなたとお付き合いできるのが夢のようで、至らぬ点もあるかと思います。

でもこれだけは覚えていてください。
私はあなたのことを心の底から好きです。
あなたと一緒に過ごす時間が何よりも好きです。
これからも、ずっと私のそばにいてほしい。
それが私の願いです。

長くなってしまいましたね。
手紙を書くというのは緊張します。
では、植物園に行く日を楽しみにしていますね。

柳生比呂士



「!!!!!」

私は言葉を失った。
柳生くんが日ごとに私を好きになっている!?
まさかの言葉に顔がほてってくる。

私は慌てて携帯を手に取り、柳生くんに電話した。

「はい、柳生です」
「もしもし、あの・・・」
「あぁ、貴女ですか。どうかしましたか?」
「い、今、もらった包みを開けたの」
「あっ・・・そ、そうですか」

柳生くんは電話の向こうで少し照れたようだ。

「手紙読んだよ」
「はい・・・あの、すみません。つまらないことを長々と」

私は勢いよく言った。

「ううん、つまらないことなんかじゃないよ。
私、すっごく嬉しかった。柳生くんのことを、
私ばっかり好きなんじゃないかって不安だったから・・・」

今度は柳生くんが慌てて言った。

「そんなわけありません。私も同じ不安を抱えていたのですよ」
「え?」
「ねだるようにしてチョコレートをいただいてしまったので
本当に私でよかったのか、とても不安でした」

何だ。同じことを不安に思っていたんだね。
私は言った。
「じゃぁもうその不安は感じなくていいよ。私、柳生くんが大好きだから」

電話の向こうで柳生くんは息を飲んだ。
「わ、私も、あなたのことが大好きです。もう不安に思わないでくださいね」

私たちは黙った。
あの日以来、初めて告白しあって、何だか気恥ずかしい。

「あ、植物園楽しみにしてるね。初めてだね、二人で出かけるの」
「はい、私もとても楽しみです」
「来週の日曜日までまだまだ長いなぁ」
「フフ。すぐですよ」

柳生くんとすごく自然に話せる。
バレンタインに結ばれた私たちは、ホワイトデーで本当の恋人同士になれたみたい。
これから、今まで以上に仲良くしようね、柳生くん。大好きだよ。
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テーマ:テニスの王子様 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/03/22 17:16 】
お話 | コメント(4) | トラックバック(0)
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コメント
こんばんわ~リーちゃんv
なんだかとてもお久しぶり…

受験終わりました(^ω^)
そして無事志望校合格出来ました~vv
いっぱい応援してくれてありがとうね♪

そういえばドリライ5thHPで見たよ!!!
立海も出るみたいでv(^ω^)
すごい行きたい~!!!

それじゃあまたねv
【2008/03/29 20:07】
| URL | 神崎恋雫 #-[ 編集] |
ありがと~っ♪
これから頑張るよーっ!
高校生活とか勉強とかいろいろ
頑張ります\(^-^)/e-414

うんうん。
やっぱりショックだよね><
まだ実感ないんだぁ、終わったっていう。
それに、3日からアニメの再放送も始まるしね!
ばっちり録画しちゃうよ~♪

ドリライ5!
行きたいなぁ~。
今回は頑張ってチケットとらないと!
電話とか大変そうだけど
がんばるよ~\(^-^)/
お互い頑張ろうねっ!

ではではっv
【2008/04/01 14:17】
| URL | 奏 #-[ 編集] |
ひさしぶり~っ♪

うーん
やっぱり素敵な柳生夢だ!
やぎゅさんからの手紙…
きっと字が凄い綺麗なんだろうね★

最近凄く楽しいよ!
部活の仮入部も始まったから
ドキドキだけど楽しいよ♪

早いねっ!うらやましいなぁ・・・
今回も忙しくて行けなそうだな。
楽しんできてねっ!
おおっ!
イベント行くんだぁっ♪
そっちも楽しんできてねぇ★

【2008/04/16 19:44】
| URL | 奏 #-[ 編集] |
こんにちわリーちゃんv

高校大変だよーまだまだ慣れなくて…(´・ω・`;)
先輩も怖いし…笑

そういえばレン、ドリライのチケットだめだったよ~(>_<)電話繋がらなかった…
リーちゃんはどうだった??

あ、あと今回ブログを新しくしたので是非来て下さいv

それじゃあまたきます(^ω^)
【2008/04/27 17:46】
| URL | 神崎恋雫 #-[ 編集] |
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